使い込み(使途不明金)
財産目当てで高齢の親を「囲い込み」…親族との面会妨害?やった者勝ち?
父親の預貯金が兄嫁に使い込まれている? 私は実際に、囲い込みの事案の依頼を受けたことがあります。 依頼者は60代の男性でした。 依頼者によれば、実家に住む認知症の父親の財産が、父親と同居する亡き兄の嫁家族に使い込まれているようだとのことでした。 父親が認知症の診断を受けていたことは判明していたので、その財産を保全するため、家庭裁判所に後見人選任の申立てを行いました。 後見 続きを読む >>
相続財産調査で多くの遺産が判明~その後の調停で多額の代償金を獲得
依頼者の性別と年代 50代の女性 相談背景と弁護士の対応 相続財産の調査を実施 依頼者の父親が亡くなり、疎遠であった実家の兄から連絡を受けたが、遺産の内容を一切教えてくれず、ただ、相続を放棄しろの一点張りなので、まずは相続財産の調査をしたいというご相談でした。 相続人は、依頼者と兄の二人のみですが、依頼者は実家を離れて長く、兄が被相続人である亡き父の遺産を管理して 続きを読む >>
他の相続人から提起された遺産分割協議無効確認訴訟に勝訴!反対に、その相続人に対して遺留分請求訴訟を提起した事例
依頼者の性別と年代 60代 男性 相談背景 依頼者は60代の男性でした。 弁護士を代理人に就けた母親と妹から、10年以上前に成立した亡き父を被相続人とする遺産分割協議は無効であること及び母親名義の自宅から退去しろなどと主張され、困惑しているとのご相談でした。 そこで、私が正式にご依頼を受け、代理人として対応することになりました。 争点 私が代理人として相手方代理人と協議しまし 続きを読む >>
特定の相続人が被相続人の生前に被相続人の預貯金を使い込んでいた事例
このようなトラブルも、最近、数多くご相談いただいています。 とあるご相談者によれば、父親が亡くなり、相続人はきょうだい二人(妹)だけなのですが、司法書士及び税理士の関与のもと、遺産分割協議を成立させたあと、他方のきょうだい(妹)が、被相続人の生前に多額の預貯金を引き出していたと思われることが判明し、一定の金額を返還してほしいというご相談内容でした。 そこで、遺産分割協議は有効であること 続きを読む >>