遺産分割

不本意な遺産分割審判に対して抗告したところ高裁で主張が認められた事例

相談に至った経緯 依頼者60代の男性でした。 遠方に居住している実家の父親が亡くなり、他の4人のきょうだいとの間で遺産分割協議がまとまらないというご相談でした。特に、 ①長兄との感情的な対立が激しいこと、 ②遺産は多数の不動産とわずかな預貯金でしたが、誰がどの不動産を取得するのか、どの不動産を売却するのか、という遺産の具体的分割方法をめぐってそれぞれの主張が対立して 続きを読む >>

【相続解決事例】生命保険金は「遺産」ではない?

相談から遺産分割調停の申立てへ 依頼者は50代の男性でした。 亡き父を被相続人とする遺産分割協議において、他の相続人である亡き父の再婚相手である継母と弟との協議が決裂したとのご相談でした。 そこで、私が正式に代理人として受任し、遺産分割調停の申立てを行うことにしました。 遺産分割調停中に継母が… 調停では、亡き父の生命保険金の受取人であった継母が受け取った保険金の額が比較的高 続きを読む >>

遺産分割がまだ終わっていない!相続税の申告期限に間に合わないときの対処法は?

遺産分割協議に期限はない? 遺産分割協議をいつまでに終えなければならないという期限はありません。そのため、たとえば相続開始後5年や10年経過してから遺産分割協議を始めたとしても、相続人全員が参加して行われていれば、その遺産分割協議自体は有効です(なお、民法の改正により、相続開始後10年を経過すると特別受益や寄与分の規定が適用されないことになりました)。 もっとも、遺産分割協議が完了しない状 続きを読む >>

兄弟間の骨肉の争いのため最終的な解決までに5年も要した事例

依頼者の性別と年代 40代 男性 相談背景 亡き父と同居していた実兄が亡き父を虐待していた疑いもあり、依頼者の実兄に対する憎しみの感情が非常に強く、とても円満に話し合える状況ではありませんでした。 そこで、とにもかくにも、家庭裁判所に遺産分割調停の申立てをしました。しかし、遺産分割調停の中で、遺産の範囲に争いが発生してしまいました。 具体的には、当方が遺産であると主張していた実家 続きを読む >>

亡くなった親の預貯金、すぐに引き出すことは可能ですか?

質問 先日、私の父が急逝しました。父の相続人は父の妻である母と、私、妹の3人であり、遺言書はありませんでした。 父の葬儀を行いたいのですが、私も妹も資金的な余裕がありません。母も生活費を父の収入に頼っていたため、母名義の預金はほとんどない状況です。 そのため、葬儀費用及び母の当面の生活費とするために父の口座からお金を引き出したいと考えています。遺産分割はまだ行なっていませんが、父の口 続きを読む >>

配偶者なしの相続人が亡くなった場合、法定相続人は誰になる?

単身世帯や生涯未婚率が増加傾向にあるというニュースがよく聞かれるようになりました。 実際に2015年の統計データでは、生涯未婚率も男性は23%、離婚率は約35%、単身世帯も約35%にのぼり、配偶者がいない家庭が多いことが窺えます。 独身でいる理由には、ライフタイルの多様化や親の介護、死別、晩婚化、経済的な問題など様々ですが、どんな状況でも避けて通れないのが相続です。 「配偶者も子 続きを読む >>

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