遺産分割
【相続解決事例】生命保険金は「遺産」ではない?
相談から遺産分割調停の申立てへ 依頼者は50代の男性でした。 亡き父を被相続人とする遺産分割協議において、他の相続人である亡き父の再婚相手である継母と弟との協議が決裂したとのご相談でした。 そこで、私が正式に代理人として受任し、遺産分割調停の申立てを行うことにしました。 遺産分割調停中に継母が… 調停では、亡き父の生命保険金の受取人であった継母が受け取った保険金の額が比較的高 続きを読む >>
大正時代に亡くなった曾祖父名義の土地を相続
相続人の調査を実施~調停申立てへ 依頼者は70代の男性でした。 大正時代に亡くなった曾祖父名義の土地について、遺産分割を完了したいとのご相談を受け、正式にご依頼を受けました。 なお、相続税の申告には期限があるのですが(被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10か月以内)、遺産分割自体には期限がないため、このように大正時代に亡くなった曾祖父名義の土地というものも全国にはたく 続きを読む >>
相続財産調査で多くの遺産が判明~その後の調停で多額の代償金を獲得
依頼者の性別と年代 50代の女性 相談背景と弁護士の対応 相続財産の調査を実施 依頼者の父親が亡くなり、疎遠であった実家の兄から連絡を受けたが、遺産の内容を一切教えてくれず、ただ、相続を放棄しろの一点張りなので、まずは相続財産の調査をしたいというご相談でした。 相続人は、依頼者と兄の二人のみですが、依頼者は実家を離れて長く、兄が被相続人である亡き父の遺産を管理して 続きを読む >>
先妻の子と後妻との間の対立事例(寄与分の問題)
依頼者の性別と年代 40代の男性と女性の姉弟 相談背景 依頼者は40代の男性と女性の姉弟でした。 依頼者らの母親は亡くなった父親とは離婚しており、亡くなった父親は、母親と離婚後、再婚して後妻と同居していました。 離婚した先妻の子と後妻とは、感情的なもつれ等で遺産分割の際にトラブルになるケースが多いですが、今回の件もそのようなケースでした。 弁護士の対応・解決までの流れ 実は、 続きを読む >>
兄弟間の骨肉の争いのため最終的な解決までに5年も要した事例
依頼者の性別と年代 40代 男性 相談背景 亡き父と同居していた実兄が亡き父を虐待していた疑いもあり、依頼者の実兄に対する憎しみの感情が非常に強く、とても円満に話し合える状況ではありませんでした。 そこで、とにもかくにも、家庭裁判所に遺産分割調停の申立てをしました。しかし、遺産分割調停の中で、遺産の範囲に争いが発生してしまいました。 具体的には、当方が遺産であると主張していた実家 続きを読む >>
姉に対して遺留分を請求したうえで、協議により、比較的早期に解決した事例
依頼者の性別と年代 女性50代 相談内容 母が亡くなったあと、自筆証書遺言が見つかったのですが、その内容が、依頼者の姉にすべての財産を相続させるという内容であったため、依頼者である妹が姉に対して遺留分の請求をしたい、というご相談でした。 なお、父は既に亡くなっており、相続人は姉妹2人のみでした。 争点 1.母の介護への貢献に対する謝礼金の主張 姉は、生前に母の介護をするなどの 続きを読む >>
一部の相続人の所在と遺産の全容が不明で、一部の相続人の所在調査及び遺産調査をしてから遺産分割協議にて解決した事例
依頼者の年代と性別 90代男性 相談内容 依頼者の父が亡くなり、遺産分割協議を実施しようと思ったが、一部の相続人の所在が不明であり、また、遺産の全容を把握できていないので、一部の相続人の所在調査及び遺産調査をしたうえで、代理人として、他の相続人との遺産分割協議を依頼したいというご相談でした。 相続人は、依頼者を含めた被相続人のご兄弟のみですが、相続発生以前に亡くなっているご兄弟もあり、 続きを読む >>
最初は行政書士に依頼された遺産分割協議書を途中から依頼を受け分割協議を成立させた事例
相談者によれば、最初はきょうだいも仲良く、相続をめぐって争いになることはないだろうと思い、相続人全員の合意のもと、行政書士に遺産分割協議書の作成を依頼したものの、協議を進めるにつれ、相続人間の利害対立が顕在化し、結局、依頼した行政書士から「紛争案件を扱えるのは弁護士だけなので、私はもうこれ以上は関与できない」と言われ、改めて弁護士に依頼したいと思い、ご相談にいらっしゃいました。 そこで、私は 続きを読む >>
特定の相続人が被相続人の生前に被相続人の預貯金を使い込んでいた事例
このようなトラブルも、最近、数多くご相談いただいています。 とあるご相談者によれば、父親が亡くなり、相続人はきょうだい二人(妹)だけなのですが、司法書士及び税理士の関与のもと、遺産分割協議を成立させたあと、他方のきょうだい(妹)が、被相続人の生前に多額の預貯金を引き出していたと思われることが判明し、一定の金額を返還してほしいというご相談内容でした。 そこで、遺産分割協議は有効であること 続きを読む >>
相続人のうちの一人が認知症のため家裁に成年後見人を選任してもらい、その後、遺産分割協議を成立させた事例
ご相談者は60代の女性でした。 ご相談者によれば、相続人のうちの一人が認知症に罹患し、判断能力がなくなってしまったため、今後の遺産分割協議をどのように進めればいいか困っているとのことでした。 そこで、私は、成年後見人選任の申立て及びその後の遺産分割協議の代理業務を受任しました。 私は、まず、当該相続人の成年後見人を選任してもらうため、医師の診断書等の必要書類一式をそろえたあと、速 続きを読む >>