相続Q&A
内縁の妻と夫の相続はどうなる?事実婚でも財産を引き継ぐ方法を解説
[toc] 内縁関係の場合、法律婚と違って夫婦であってもお互いに相続権がありません。内縁の妻や夫に財産を引き継がせるには、生前に遺言書を作成するなどの対処をしておく必要があります。 この記事では、内縁関係の場合に相続が起こったらどうなるのか、及び内縁のパートナーへ財産を引き継がせる方法を解説します。 籍を入れないまま夫婦として生活している方は、ぜひ参考にしてみてください。 内縁 続きを読む >>
相続の悩みは、誰にどのタイミングで相談すべき?相続の相談を弁護士にする理由
3士業別、相続における得意分野と依頼すべき内容 相続案件を扱っているのは弁護士だけではなく、弁護士以外の他の士業も扱っています。このため、皆様の中には、費用が弁護士より安い、弁護士より敷居が低い、相続人間に争いがないなどの理由で、行政書士など、弁護士以外の士業の方々に相続案件を依頼される方もいらっしゃいます。 しかし、最初は相続人間に争いがないと思っていても、話し合いが 続きを読む >>
相続で相手方が弁護士を代理人に立ててきた場合の注意事項
相続問題で相手方(他の相続人)が弁護士を代理人として立ててくることがあります。 その場合、どのようなことに注意し、どのように対応するのがよいでしょうか? この記事で、わかりやすく説明しますので、是非、参考にしてください。 遺産分割の流れ 遺産分割は、まず、相続人間で協議をし、協議が調わない場合は家庭裁判所で調停を行い、調停も調わない場合は家庭裁判所の審判によって遺産分割方法が決めら 続きを読む >>
遺産分割調停を申し立てするためにどのような準備が必要か?
遺産分割調停は、家庭裁判所に対し、相続人の1人又は数人が残りの相続人を相手方として申立てをするものです。 では、遺産分割調停を申し立てる際に必要なこととは何でしょうか。具体的に解説していきましょう。 遺産分割調停の申立てに必要な書類 遺産分割調停の申立てをするためには、裁判所に提出する書類を取得し、又は作成する必要があります。必要書類は裁判所が指定しています。 なお、申立てを行う裁 続きを読む >>
親の土地の上に家を建てて住んでいるのは特別受益?
[su_box title="事案" style="soft"] 昨年Aさんの父親が亡くなり、父親の遺産の分割について相続人間で協議しているが、話がまとまらない。 相続人は、次男であるAさんと、長男B、長女Cの3人であり(母親は5年前に亡くなっている。)、また、遺産は、土地(更地評価3000万円)と預貯金900万円だが、土地の上には、10年前に長男Bが父親の了解を得て建てた建物が建って 続きを読む >>
遺産分割がまだ終わっていない!相続税の申告期限に間に合わないときの対処法は?
遺産分割協議に期限はない? 遺産分割協議をいつまでに終えなければならないという期限はありません。そのため、たとえば相続開始後5年や10年経過してから遺産分割協議を始めたとしても、相続人全員が参加して行われていれば、その遺産分割協議自体は有効です(なお、民法の改正により、相続開始後10年を経過すると特別受益や寄与分の規定が適用されないことになりました)。 もっとも、遺産分割協議が完了しない状 続きを読む >>
相続放棄しても生命保険金は受け取れるの?
相続放棄とは 夫が亡くなったとき、妻などの相続人は、夫の財産をどうするかを選ぶことになります。 ① 借金も含めてすべての財産を相続する(単純承認) ② プラスの財産の範囲で借金も相続する(限定承認) ③ すべての財産を放棄する(相続放棄) 相続放棄とは、現金・預金等の財産も、借金も、すべて放棄することです。 もっとも、夫の死亡後に受け取れる財産だからといって、夫の財産以外の 続きを読む >>
亡くなった親の預貯金、すぐに引き出すことは可能ですか?
質問 先日、私の父が急逝しました。父の相続人は父の妻である母と、私、妹の3人であり、遺言書はありませんでした。 父の葬儀を行いたいのですが、私も妹も資金的な余裕がありません。母も生活費を父の収入に頼っていたため、母名義の預金はほとんどない状況です。 そのため、葬儀費用及び母の当面の生活費とするために父の口座からお金を引き出したいと考えています。遺産分割はまだ行なっていませんが、父の口 続きを読む >>
遺産分割協議に応じてもらえない!そんなときどうしたら良いの?
遺産分割協議に応じない相続人がいて、相続手続が進まなくて困っている…。 年を重ねたきょうだい間の相続など、お互いに家族を持っていたりすれば、相続手続がスムーズにいかない場合もあります。 遺産分割協議に応じない相続人も出てくるかもしれません。 そんなとき、どんな問題が起こるのでしょうか。 今回は、遺産分割協議に応じない相続人がいる場合の具体的・実践的な解決方法をご説明します。 続きを読む >>
配偶者なしの相続人が亡くなった場合、法定相続人は誰になる?
単身世帯や生涯未婚率が増加傾向にあるというニュースがよく聞かれるようになりました。 実際に2015年の統計データでは、生涯未婚率も男性は23%、離婚率は約35%、単身世帯も約35%にのぼり、配偶者がいない家庭が多いことが窺えます。 独身でいる理由には、ライフタイルの多様化や親の介護、死別、晩婚化、経済的な問題など様々ですが、どんな状況でも避けて通れないのが相続です。 「配偶者も子 続きを読む >>